今日は「自分を愛すること」について考えてみようと思います。
自分を愛する、って具体的にはどういうことなのか?
もしも「自分を好きになれない」または「自分が嫌いだ」という場合でも、
私は、「自分を愛する」事は、可能だと思うのです。
自分を愛する、というのは、ありのままの自分をただ認めること。
だから、「自分が嫌いな自分」を、そっくりそのまま認めればいい。
「愛」というのは「好き・嫌い」ではないと思うのです。
もちろん、「愛」が大きくなっていくと、「好き」も大きくなっていく、という連鎖関係はある、と思います。
何故なら、自分がそうだったから。
自分を認める愛を高めていったら、自分のことを「好き」な部分が増えていったのですから。
というよりも、「嫌い」だった部分が気にならなくなっていった、と言う方が正しいかもしれません。
毎日様々な出来事があって、時には、やはり自分が嫌になったりすることもあります。
でも、その度に自分をただ認めていく、ということをやっていくうちに、「好き・嫌い」で自分を判断しなくなっていきました。
「愛」というのは色々な定義があるでしょう。
大きなテーマなので、簡単には語れませんが、自分への愛は、シンプルに言うと、そのままの自分に「OKを出す」ということ。
「あれも良し、これも良し、何でも良し」としてしまうこと。
至らない自分も、ダメな自分も、欠点も、そのままを愛(いとお)しむ。
「OKだよ!」と自分に声をかけること。
しばらく前に「五体不満足」の著者、乙武洋匡さんの最新刊「自分を愛すること」を読みました。
その中で、「自分を愛すること」とは「自己肯定感」と書かれていました。
まさにその通り。
乙武さんは「自己肯定感」そのもの、と言えるような方だなあ、と本を読んで思いました。
でも、そんな彼でも、父親になって、その「自己肯定感」が大きく揺らぎ、そして復活した、という体験が書かれています。
人生いろいろな出来事があります。
その都度出てくる様々な自分の側面を認めていけば、階段を一段一段のぼっていくように、たまにつまずいても、また立ち上がり、自分への愛も大きく育まれていくのだろう・・・・と私は思っています。
☆ほしのめぐみ☆