以前ブログで紹介した、『ずっとやりたかったことを、やりなさい』(ジュリア・キャメロン著、サンマーク出
版)の中に、「やるのがただ楽しいと思う事を、20項目、リストアップする、という課題がありました。
20項目位なら、すらすら出てくるはず、と思って書き始めたのですが、
14項目まで来て、意外にも、その後はなかなか思いつけませんでした(^-^)。
14項目で止まってしまったのには、理由があります。
これは、夢や願望、目標のリストではない、ということ。
願望や、夢と違って、「ただ楽しむためにしたいことは何なのか」、という事を問われている時には、
達成する目標などはない、ということです。
ただ楽しいからやる、というのは、「遊ぶこと」と言っても良いかもしれません。
「遊び」についての専門家でもある、精神科医のスチュアート・ブラウン博士によると、
「遊びの特徴は、目的がないこと」だそうです。
つまり、「遊ぶために遊ぶ」こと。
何かを生み出したり、目標を達成したりするために行動をとる、という考え方に
頭が偏ってしまいがちな自分の側面に気が付きました。
「ただ楽しいことをやる」という時間をもっと自分に与えることが必要なのかもしれませんね。
前述のブラウン博士によると、
「遊びは脳を形成し、共感を育み、複雑な社会グループの舵(かじ)を取り、
創造性、及び、改革の核心になる」
とのことです。
そして、「遊ぶこと」は、人生に不可欠の要素でもあるそうです。
次回も、この「遊び」について、書いていきたいと思います。