今読んでいる本、『ずっとやりたかったことを、やりなさい』(サンマーク出版)がとても面白い。
出版されたのは、10年以上前の本だけれど、ずっと人気を保っている本のようだ。
まだ読み終えていないが、たくさんの示唆に富んだ内容で、良い刺激を受けている。
著者のジュリア・キャメロンさんは、「創造性を回復するワークショップ」を開催する作家兼ディレクター。
この本は、読者が自分の内なる創造性を回復させていくための、たくさんのワークを含んだ実践的な内容になっている。
著者によると、「創造性」とは、人間の本性そのものである、とのこと。
けれども、私たちは誰でも、ある程度は創造性がせき止められているという。
そのせきとめられた創造性を回復するためには、
「あなた自身の否定的な声に耳をかたむけてみよう。」
「あなたをがんじがらめにしてきた一つひとつの思い込みを解体しなければならない」
と記されている。
そのための実践的なワーク――モーニングページやアーティストデートなどが提案されている。
そして、「創造性の回復は癒しのプロセス」であるそうだ。
私は、逆もまた真なり、で、癒しと解放のプロセスが進めば進むほど、創造性が回復されるのだろう、と思った。
つまり、思い込みというブロックが外れれば外れるほど、「本性」が顔を出す。
私たちの「本性」とは、すなわち「創造性」そのもの。
読み進めて、ワークを通して、自分の内なる創造性と出会っていくのがとても楽しみだ。