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02
2014

『雪のひとひら』

 

今日は、関東地方は、大雪です。

(お仕事などで、お出かけになっていらっしゃる方、どうぞお気を付けください。)

 

私の家の周りも、もう10㎝以上(15㎝?)、かなり積もっています。

 

降り積もる雪とともに、静寂な時間が訪れています。

 

今日は、以前読んで、心に残った素敵な物語を思い出しました。

 

それは、『雪のひとひら』(ポール・ギャリコ作 矢川澄子訳 新潮文庫)という作品。

 

タイトルの通り、「雪のひとひら」が主人公のお話です。

 

(以下、本の裏表紙より引用)

『ある寒い朝、雪のひとひらは生まれた。

地上に舞いおりたときから、彼女の長い旅がはじまった。

伴侶となる雨のしずくとの出会い、新たな命の誕生。

幸福なときも、試練のときも、彼女は愛する者のために生きた。

やがて訪れた、夫との永遠の別れ、子どもたちの門出。

雪のひとひらは、その最期の瞬間、自らの生の意味を深く悟る―――。』

 

雪のひとひらには、生まれた時からずっと生涯にわたって、一つの質問がありました。

 

それは、「この身を、だれが、どのようにして、何のために、つくったのか?」というもの。

 

この、「生」に対する質問を、一生の中で何度も、突然の出来事に驚いたり、悲しんだり、そして苦しんだりするたびに、彼女は繰り返します。

 

そして、最期を迎え、完全に天に還ろうとするその時に、すべてを理解したのでした。

 

それは、本の中ではこのように表現されています。

 

すべては、「造り主であるそのひとの織りなした美しくも宏大な意匠」である、ということ。

 

つつましい存在でも、いっさいの無駄はなく、宇宙の素晴らしい調和の一役となっていること。

 

いのちとは、感情と感動を味わうこと。

いのちとは、自然の美に驚嘆すること

いのちとは、ゆたかな体験そのもの。

いのちとは・・・

 

雪のひとひらの眼差しを通して、「この地上でいのちを体験し生きること,」の神秘について、一緒に深くみつめられる物語。

地上のすべてを肯定し、優しい愛に満ちあふれた作品です。

 

( ご興味のある方はこちらから→ 『雪のひとひら』 )

 

雪のひとひら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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