NHKの朝の連続ドラマ「花子とアン」は、「赤毛のアン」を日本に紹介した翻訳家、
村岡花子さんの生涯を描いた物語だそうです。
随分前に、子供の頃に読んだ作品、「赤毛のアン」。
その紹介、翻訳をされた村岡花子さんは、山梨県、甲府の小作農家に生まれ、激動の人生を歩んだ方とのこと。
そのドラマの脚本家、中園ミホさんが、番組のサイトでこう書かれていました。
「『曲がり角をまがったさきに、なにがあるのかは、わからないの。
でも、きっといちばんよいものにちがいないと思うの。』
逆境でそう言い放つアンの強さとしなやかさは、村岡花子の人生そのもの。」
上記のアンの言葉には、「曲がり角=逆境もあるから、人は成長できるんだよ」という、「赤毛のアン」の作者モンゴメリーの人生観も込められているようです。
困難に出逢っても、夢と希望を忘れずに、自分を信じて前を向いて歩もう、という力強いメッセージのように受け止められ、心に響きました。
女性の生き方が限定されていた大正時代に、娘の才能を見抜いて、東京の女学校に送った村岡花子さんのお父様も、どのように描かれるのか注目していきたいです。