こんにちは!
ほしのめぐみです。
前回、天職について書き始めました。
今回はその続きです。
英語好きだった高校時代、海外に行くことに憧れていた大学時代、がむしゃらに仕事をして体調を崩した会社員時代を通り過ぎまして、1995年に私は夫とともにフランスに降り立ちました。
その後断続的に計7年間住みましたが、フランスでの体験は、私の人生にとって、とても強烈なインパクトを与えてくれました。
インパクトどころではなく、冥王星的に「変容」を経験した、とも言えます。
(実際、滞在していた頃、冥王星は射手座にあり、私の太陽と水星は射手座にあります。)
今振り返るとフランス時代を経験したからこそ、今の私がある、とも言えますが、この事に関して詳しくは、また書いていきたいと思います。
さて、当時私たちには、日本食レストランを営む中国人の夫婦の友人がいました。
時は1990年代後半。
今でこそ、体にも良くてヘルシー、ということで、パリには日本食がかなり浸透しているようですが、当時はまだまだ生の魚(つまりお刺身やお寿司)などには強い抵抗感を感じるフランス人は多かったのです。
その中国人夫婦のレストランは、場所も郊外だったこともあって、繁盛しているとはいいがたい状況でした。
日本に住んでいたこともある二人の料理は割と本当の日本の味にも近かったので、私たちはせっせと通っていました。
そんなわけで親しくなっていったのです。
そして、ある時「お礼も兼ねて招待したい。家でご馳走するよ。面白い人もいるから。」と言われ、出かけていったのが彼らの友人宅。
その面白い友人というのが、私が人生で初めて出会った占いの先生だったのです。
気さくで、頭の回転の速い、日本語堪能なSさんは中国四柱推命の先生でした。
Sさんは、私と夫の生年月日と出生時間を聞き出すと、一気にバーッと用紙に何やら「庚」とか「午」などの文字を書き始めました。
そして、ダーッと早口でこれまでの人生、そしてこれからの人生の流れについて説明してくれました。
そして私の夫に「あなた、運のいい奥さん、もらったよね~。」と一言。
「えーっ、私って運がいいんだ!?」
心の中で私は衝撃を受けていました。
これは、「占い」によって自分の「運」というものについて言及された初めての体験だったからなのでしょう。
その後、私はこのSさんの本を読み、中国四柱推命にのめりこんで(!)いきました。
その時は、「占い」というものについて、その後、長期的に関わっていくことになろうとは、思ってもいませんでした。
また「運」というものについても、深く考えさせられました。
「運」が良い、悪いと言うけれど、それは生まれつきのものなのか。
そもそも「運」とは何なのか。
中国四柱推命がきっかけとなって、その後私は、様々な「占い」と出会っていきます。
そして「運」というものに関しても自分なりに考えを深めていくことになります。
さて、続きはまた次回。
お読みいただきありがとうございます!
☆ほしのめぐみ☆