今は、新月から満月に向かう、上弦の月のサイクル。
上弦の月は、躍動的なエネルギーが広がり、夢への思いも膨らんでいく時期だ。
今日は、これまで叶った願いが、どんな時に叶ったのか、というのを振り返ってみた。
一言で簡単にまとめると、「全く何の期待もなかった時」という事が言える。
夢への仕込みはしていたけれど、期待もせず、何も考えていなかった時に、ひょっこりと思いがけなくやって来た、という事が多かったように思う。
期待、というのは、大きく分けて二つのカテゴリーがあるようだ。
一つ目は、「そうなったらいいな!」という軽やかなもの。
二つ目は、「絶対にそうなってほしい!」という重いもの。
二つ目は、期待が、未来をコントロールする気持ちにすり替わってしまっているのだろう。
自分のそういう心境のときを振り返ってみると、実際とても苦しかったように思う。
「その願いが実現しなければ幸せになれない」、という執着心で、「今ここ」という瞬間瞬間を全く楽しめていなかった。
未来を創り出す、という意思や意図は必要なもの。
だけど、誰も未来の流れをコントロール、つまり“支配”することは出来ない。
夢への「思い」が「重い」になっていないかどうかは、この上弦のサイクルでのチェックポイントだ。